モルモットの生態について
モルモットの特徴
モルモットの視力はあまり良くありませんが、嗅覚・聴覚がとても優れています。
なので、騒音などは大きなストレスになってしまうので、環境には配慮してあげましょう。
モルモットの歯
モルモットの歯は一生伸び続けます。これを「常生歯」と言います。主に食事で歯を磨耗させることが大切です。
切歯(前歯)・臼歯(奥歯)合わせて20本の歯があり、生まれた時から永久歯が生えています。
モルモットの足
前足と後ろ足は短く、指の数は前足が4本、後ろ足の指の数は3本です。床が硬すぎたり、肥満気味だと足裏に負荷が掛かって痛みやすいので注意してください。
うさぎのように高く跳ぶことはできませんが、若いモルモットでは体をひねるような「ポップコーンジャンプ」と呼ばれる独特なジャンプが見られます。
モルモットのお尻
モルモットのお尻に尻尾はありませんが、体の中には尻尾の骨(尾椎)があります。
肛門の上側には臭腺があります。オスの方が匂いがより強く、臭腺周辺は分泌物で汚れることがあります。
モルモットの内臓
モルモットの胃は嘔吐できないつくりになっています。グルーミングで飲み込んだ毛が詰まったり、布等の異物を食べてしまって詰まったりしても自分で吐き出すことはできません。
植物を食べるモルモットはとても盲腸が発達していて腸内細菌叢によって繊維質の消化、発酵が行われます。
さらに通常の便と違う「盲腸便」を出し、これを自分で食べます(食糞行動)。校門に直接口をつけて食べるため、飼い主さんが「盲腸便」を見ることはあまりないかもしれません。
盲腸便はタンパク質やビタミンなどが豊富で、モルモットの大切な栄養源になっています。
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