ペットのニオイについて

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飼っているペットの匂いが気になったことはありませんか?

犬特有の臭い、いわゆる犬臭さの原因のひとつは、汗腺が影響しています。犬には2種類の汗腺があります。

 エクリン腺…主に足の裏にある汗腺

 アポクリン腺…体全身にある汗腺

臭いの元は、アポクリン腺です。人間だと脇の下にあるアポクリン腺ですが、犬の場合全身にあります。そのアポクリン腺から分泌される、脂分の多めの分泌物に汚れが付着したり常在菌が混ざり合ったりして、犬の体臭(犬臭さ)になります。

犬臭さは、犬種によって差があります。シー・ズー、アメリカン・コッカー・スパニエルなどは、皮膚が生まれつき脂っぽい犬種は脂漏性湿疹という皮膚炎を起こしやすく、脂っぽくて体臭も強めです。反対に被毛も皮膚もサラッとしていて体臭が少なめの犬種もいます。毛の長さよりも、被毛や皮膚が脂っぽいかどうかのほうが獣臭に関係するようです。皮膚の表面積が広い超大型犬には、アポクリン腺もいっぱいあります。セント・バーナードの方が、チワワのような超小型犬よりも体臭を感じやすいといえます。

犬とは違い基本的に猫はいい匂いがしますが、クサいと言われるニオイの原因は猫のトイレ(おしっこ)のニオイです。確かに猫のおしっこは濃度が高いためニオイが強烈です。猫のトイレをきれいにしても部屋にニオイが残りやすいです。

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