キャバリアってどんな子?

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キャバリア

キャバリアの歴史

キャバリアの正式名称は「キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル」と言います。
代々犬好きが多いことで知られるイギリス王室では、古くからさまざまな犬種が飼育されていました。キング・チャールズ・スパニエルは現在でも存在する犬種ですが、その名の通り、チャールズ1世、2世に愛されたことで有名です。特にチャールズ2世はこの犬を溺愛しており、当時の海軍省の役人に「犬と遊んでばかりで仕事をしない愚かな王」と酷評されています。当時はコッカー・スパニエルと非常によく似た外見だったようです。
19世紀になって、パグや狆(チン)などの東洋の犬と交配して鼻の短い外見を持つ「キング・チャールズ・スパニエル」が流行しました。その後、チャールズ王の肖像画を見た愛犬家が、当時のタイプの犬種を復活させたのが「キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル」です。「キャバリア」とは中世の騎士のこと。「キング・チャールズ・スパニエル」とは、チャールズ王の狩猟犬という意味があります。チャールズ王に敬意を表して冠されたといわれています。日本では、略して「キャバリア」、さらに端的に「キャバ」とも呼ばれています。

キャバリアの特徴

キャバリアは、大きな目に大きな垂れ耳、平坦な頭頂部に尖った鼻を持つことが特徴です。
絹糸のように滑らかな手触りの長い被毛を持っており、ウェーブがかっていることがあります。2〜3歳の頃から足・耳・胸などに飾り毛が見られるようになります。
被毛の色は、ブラック&タン(黒と赤褐色)、ルビー(赤褐色)、トライカラー(赤褐色と黒と白の3色)、ブレンハイム(赤褐色と白)の4色が基本です。ブレンハイムは、頭頂部に「ロザンジュ」と呼ばれるひし形の斑があると大変価値が高いとされています。

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キャバリアの手入れ方法

キャバリアの被毛は上毛と下毛からなるダブルコートで、換毛期になると毛がたくさん抜けます。そのため、毎日の丁寧なブラッシングが欠かせません。
トリミングは必須ではありませんが、長い上毛や飾り毛があるため、月に1回程度のトリミングで、美しいスタイルをキープしてあげてください。
長い垂れ耳なので耳の病気にかかりやすく、散歩好きなので爪が割れやすいこともあります。また、自分で肛門腺からの分泌液を出すことができないため、定期的な「肛門腺絞り」が必要です。さらに、大きな目はホコリが入りやすく、涙のために目のまわりの被毛が変色する「涙やけ」を起こしやすい犬種です。
これらをケアするためにも、トリミングサロンを訪れて、定期的なケアをおすすめします。

キャバリアの性格

キャバリアは、穏やかで優しい性格です。社交性もありほかの人や犬にもフレンドリー。子犬の頃からおとなしい傾向があり、無駄吠えやかみ癖も少なく、攻撃性もないため、初心者にも子どものいる家庭にも適した犬種です。
キャバリアは基本的に従順なので、厳しいしつけは必要ありません。やっていいことと悪いことの区別をつけるために、低い声で短く叱り、よくできたときには大いに褒めてあげましょう。

スキンシップが大好きなキャバリアですが、かまい過ぎはストレスの原因。ケージやキャリーケースを用意して、パーソナルスペースを用意してあげるといいでしょう。
ただし放置は厳禁です。本来、遊び好きの性格なので、おもちゃで遊んでたっぷりコミュニケーションをとってあげるといいでしょう。また、キャバリアは太りやすいので、食事にも気を配りましょう。おやつのあげ過ぎは肥満の原因です。間食を控えて朝夕30分程度の散歩でストレス解消と肥満の予防に努めましょう。

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